【おまけ】800円の水を注文した話【AVCC2022】
記事の本旨からは逸れますが、「人生で一度はやってみたい!」と思っていたことが実現したので紹介。
コレド日本橋にあるイタリアンのお店「PIZZERIA DA CIBO 日本橋」のレビューになります。
目次
どうしてここに?
今回協力を仰いでいたまつりさんとは、この日は別件で会う予定が入っていました。
まつりさんには元々企画内容は伝えていたので、せっかくだしこの日にやろう、ということに。
日本橋エリアでいい感じのお店を探していたところ、こちらに辿り着きました。
いざ注文!
店内はこんな感じ。
落ち着いたお洒落な雰囲気でありながら、家族連れなんかもいて入りやすかった印象でした。
とはいえここは日本橋。
イタリアンなんて某ゼリヤぐらいしか知らない一般大学生である私の目には、まったくの別世界のように映りました。
慣れない空間に緊張感を覚えながらも、ひとまず座席に着き、メニューを開きます。
……!?
水が、一番高い……だと!?!?
800円の水
ということで、好奇心には抗えず……
一本800円の水、頼んでしまいました。
マジな話すると、一回やってみたかったんですよね。高い水頼むの。
だってほら、ここは日本ですよ?
世界でも有数の「水道水がどこでも飲める国」日本ですよ?
そんな場所でわざわざ有料で、しかもソフトドリンクの中で最高額の水。
飲んでみたいじゃないですか。
写真を見ればわかるんですけど、グラスとボトルで届くんですね。
それでテーブルの前で店員さんがボトルを開封して、グラスに注ぐんです。
めちゃめちゃテンション上がりました。
ああ、お酒飲む時ってこんな感じなのかな、って思った瞬間です。2人ともまだ19歳だけど
ガス入りミネラルウォーター、つまるところはただの炭酸水。
800円の炭酸水、どんな味がするのか……
いざ実飲です。
正直……よくわかりませんでした。
いや、何かが違うのはわかるんです。
そのへんで売ってる炭酸水も飲んだことはあるんですけど、それとは明らかに違う。
炭酸の質、というんでしょうか。
二酸化炭素の泡がものすごく細かいんです。だから炭酸水にありがちな激しく突き刺すような痛みはなくて。どちらかというと、舌に電極繋げられて弱い電流を流されてる感じ。
とはいえ炭酸が弱いか、と言われるとそういう訳でもなく。例えるなら、いが栗を手に乗せた時みたいな痛み、といったところ。程よい感じの痛みが、非常に長く持続していました。
炭酸の保ちもそこらの炭酸水とは桁違い。
食べ物が一つずつ(コース料理みたいな感じで)順番に届くので、食事自体は1時間半くらいかかったんですが、最後の最後まで炭酸が弱まることがなかった。
ボトルだったから、というのもあるんでしょうが、高いなりに何かしらの工夫があるのかもしれません。
ただ、肝心の味が、味がわからない。
味はするのですが、私の知っている水の味ではないんです。
あれは二酸化炭素の味なんでしょうか?どこか辛いような、苦いような、水ではない何かの味。CO2には味があるのでしょうか?それとも痛覚が味覚に勝ったというのでしょうか?
少なくとも、ミネラルの味だとか、H2Oの味だとか、そういった類のものではなかったように思います。
あと、750mlは多かった。
最後の方はけっこう頑張って飲んでました。
終わりに
人生初の「高い水」の感想はこんなところです。
正直「めちゃくちゃ美味しかった!」とかでは全然ないんですけど、でも料理とは合ってたし、何より体験として「めちゃくちゃ面白かった」のは間違いないのでOKとします。
料理はちゃんと美味しくて、値段相応の満足度はあったはずなんですけど、高い水のインパクトが強すぎて全然覚えてないです。
以上です。最後に他の料理の写真だけ載せておきますね。
これらは普通に美味しかったです。