【おまけ】CoC『人の金で焼肉が食べたい!』ネタバレあり感想
注意事項
本記事は「ネタバレあり感想記事」です。シナリオの全容を知らない方は読まないことを推奨いたします。
本記事には、一般的でないTRPGのプレイ方法についての記述がございます。あらかじめご了承ください。また、シナリオ作者様、大変申し訳ございませんでした。この場を借りて謝罪します。
シナリオはこちら。
~ネタバレ防止寿限無~
寿限無寿限無
五劫のすり切れ
海砂利水魚の水行末
雲来末 風来末
食う寝るところに住むところ
やぶら小路のぶら小路
パイポパイポ
パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーの
ポンポコナの長久命の長助
では、始めます。
特殊なプレイ方法について
今回、さまざまな事情により「一人がKPとPL3人分すべてを同時並行で行う」という方式をとらせていただきました。
シナリオ作者様、本来想定されていないはずの遊び方をしてしまい申し訳ございませんでした。
PC紹介
PC1 服部一彦
PC2 黒川裕二
PC3 三波京平
この3人のPCを私が演じ分け、同時にその3人に対して私がキーパリングを行いました。ちなみにこれが人生初のKPでした。
弊卓が迎えた結末
なんやかんやあって、
服部 110P
黒川 110P
三波 95P
となり、三波が最下位として全額支払うことに。
黒川が調子に乗ってライスや冷奴やらサイドメニューばかり注文していたのに加え、戦闘では攻撃が外れたことによる店への損害も大きく、最終的な支払い総額は相当なものに。
三波にSANチェック。成功するも、1d4+1を振った結果は5。SAN値が5以上減少したため、ここで一時的発狂の判定が入る。失敗。
普段からお金がなくて苦しんでいる三波のことですから、伝票を見たときの総額は著しいものだったのでしょう。一時的発狂の状態に陥ってしまいます。
あまりに酷い三波の様子に耐え兼ねた服部と黒川が、支払いの一部を肩代わりすることを提案。結果、辛うじて支払うことができ、友情は保たれたのでした。おわり。
感想集
服部一彦の感想
いやー、焼肉美味かったなあ。ちょっとだけ支払うことになってもーたけど、まあ三波のあの様子見続けるよかマシやな。総じて楽しかったわ。
黒川裕二の感想
とても楽しい時間でしたよ。食事も十分に満喫しましたし、最後の戦闘は非常にスリリングでした。あらゆる欲望が満たされる素晴らしいお店ですね。
三波京平
俺だけなんかめっちゃ変な肉食わされるわ*1、戦闘では散々な目に合う*2わ、お金払わされるわで酷い一日だった。二人がちょっと出してくれたお陰で破産は免れたけど、とはいっても破産一歩手前よもう。二度と行くかあんな店。
ijの感想
私はそもそもこういう茶番RPをするのが大好きなので、それを3人分もまとめてやれた、というのがシンプルに楽しかったです。KPと全PLを同時並行する大変さはありましたが、深夜テンションだったのもあり最後までずっと楽しく進行できました。それにしても、まさか最後に服部と黒川もお金を出すことになるとは……。自分が操っているPCたちとはいえ、読めないものですね。
【おまけ】800円の水を注文した話【AVCC2022】
記事の本旨からは逸れますが、「人生で一度はやってみたい!」と思っていたことが実現したので紹介。
コレド日本橋にあるイタリアンのお店「PIZZERIA DA CIBO 日本橋」のレビューになります。
目次
どうしてここに?
今回協力を仰いでいたまつりさんとは、この日は別件で会う予定が入っていました。
まつりさんには元々企画内容は伝えていたので、せっかくだしこの日にやろう、ということに。
日本橋エリアでいい感じのお店を探していたところ、こちらに辿り着きました。
いざ注文!
店内はこんな感じ。
落ち着いたお洒落な雰囲気でありながら、家族連れなんかもいて入りやすかった印象でした。
とはいえここは日本橋。
イタリアンなんて某ゼリヤぐらいしか知らない一般大学生である私の目には、まったくの別世界のように映りました。
慣れない空間に緊張感を覚えながらも、ひとまず座席に着き、メニューを開きます。
……!?
水が、一番高い……だと!?!?
800円の水
ということで、好奇心には抗えず……
一本800円の水、頼んでしまいました。
マジな話すると、一回やってみたかったんですよね。高い水頼むの。
だってほら、ここは日本ですよ?
世界でも有数の「水道水がどこでも飲める国」日本ですよ?
そんな場所でわざわざ有料で、しかもソフトドリンクの中で最高額の水。
飲んでみたいじゃないですか。
写真を見ればわかるんですけど、グラスとボトルで届くんですね。
それでテーブルの前で店員さんがボトルを開封して、グラスに注ぐんです。
めちゃめちゃテンション上がりました。
ああ、お酒飲む時ってこんな感じなのかな、って思った瞬間です。2人ともまだ19歳だけど
ガス入りミネラルウォーター、つまるところはただの炭酸水。
800円の炭酸水、どんな味がするのか……
いざ実飲です。
正直……よくわかりませんでした。
いや、何かが違うのはわかるんです。
そのへんで売ってる炭酸水も飲んだことはあるんですけど、それとは明らかに違う。
炭酸の質、というんでしょうか。
二酸化炭素の泡がものすごく細かいんです。だから炭酸水にありがちな激しく突き刺すような痛みはなくて。どちらかというと、舌に電極繋げられて弱い電流を流されてる感じ。
とはいえ炭酸が弱いか、と言われるとそういう訳でもなく。例えるなら、いが栗を手に乗せた時みたいな痛み、といったところ。程よい感じの痛みが、非常に長く持続していました。
炭酸の保ちもそこらの炭酸水とは桁違い。
食べ物が一つずつ(コース料理みたいな感じで)順番に届くので、食事自体は1時間半くらいかかったんですが、最後の最後まで炭酸が弱まることがなかった。
ボトルだったから、というのもあるんでしょうが、高いなりに何かしらの工夫があるのかもしれません。
ただ、肝心の味が、味がわからない。
味はするのですが、私の知っている水の味ではないんです。
あれは二酸化炭素の味なんでしょうか?どこか辛いような、苦いような、水ではない何かの味。CO2には味があるのでしょうか?それとも痛覚が味覚に勝ったというのでしょうか?
少なくとも、ミネラルの味だとか、H2Oの味だとか、そういった類のものではなかったように思います。
あと、750mlは多かった。
最後の方はけっこう頑張って飲んでました。
終わりに
人生初の「高い水」の感想はこんなところです。
正直「めちゃくちゃ美味しかった!」とかでは全然ないんですけど、でも料理とは合ってたし、何より体験として「めちゃくちゃ面白かった」のは間違いないのでOKとします。
料理はちゃんと美味しくて、値段相応の満足度はあったはずなんですけど、高い水のインパクトが強すぎて全然覚えてないです。
以上です。最後に他の料理の写真だけ載せておきますね。
これらは普通に美味しかったです。